増改築

窓も大きく、風が通る家。主人のプライベートスペース。陽の刺す、『明るい家』が望みでした。

10年前、結婚と同時にセルコタウンの一棟を購入したKさん一家。何よりもレンガや石を配したセルコタイプといわれる『家』のイメージが2人とも同じで、迷わず購入したという。しかし5年後、ご主人の転勤が決まり、勤務地の東京へ引っ越すことに。東京は仮の住いという意識で、仙台の自宅をそのままに2、3ヵ月に一度は帰って家の手入れをするという二重生活が続いた。その中でご夫婦の家への愛着は増すばかり。奥さまは、「大好きなインテリアやガーデニングの趣味を反映でき、そして明るい陽射しの入る窓を」、ご主人は「自分の趣味、鉄道模型を陳列できる隠れ家(ロフト)が欲しい」と、次第に理想の住まいを想い描くようになった。

まだリフォームの必要はない住いだが、平成18年の秋から具体的なプランを作り始めた。ロフトも通常の梯子で上り下りする屋根裏収納型ではなく、階段を設けた吹き抜けタイプ、さらに下の部屋を見下ろせる小窓も付け、風が抜けるようにといった要望だった。平成19年春、ご主人が仙台勤務になると同時に計画が進み、5月にはキッチン、待望のロフトは9月上旬から末にかけて工事が行われ、ご夫婦の希望通りのリフォームが完成した。

「娘が2人で、これからはお金のかけ方が子どもたち優先になります。その前に10年、20年先を見据えた住まいにしておきたかったんです」。ロフトを作ったことで、「箱」の部屋が立体的で広がりを持つことができた。また、窓から入る風がロフトを抜けて子ども部屋までめぐる。光と風がめぐる「明るい」家が実現できたとKさん一家は大満足だ。